多嚢胞性卵巣症候群と診断され不安な方へ【薬や注射で症状軽減】

こんにちは、ハルです。

私は、はじめて不妊治療専門の病院に行った時に、医師から多嚢胞性卵巣症候群(pcos)と言われました。
生理周期が長く、排卵日の特定が自己流ではイマイチわからなかったため、エコーで診てもらい排卵日を教えてもらおうという気持ちで病院に行ったため、まさか体に以上があるとは思わず、多嚢胞性卵巣症候群と告げられたときは頭が真っ白になるくらいショックでした。

当時、多嚢胞性卵巣症候群という名前は聞いたことがある程度で、一体どんなものなのかなにも知りませんでしたが、多嚢胞性卵巣症候群の人は妊娠しづらいと言うことを聞いたため、泣きそうになりながら家に帰りました。

ですが、一言で多嚢胞性卵巣症候群と言っても、軽度の人も、重度の人も、薬がしっかりと効いてくれる人もいろいろで、多嚢胞性卵巣症候群だからといって、どの程度の症状があるのかがはっきりしないうちから、感じなくてもいい不安を募らせるのはよくありません。

私は多嚢胞性卵巣症候群と診断されましたが、治療の結果症状はほとんどなくなりました。
今では、薬や注射で、生理周期14日目くらいに正常に排卵します。

診断されショックかと思いますが、そんなに不安にならなくても大丈夫!と言うことを、今回はお伝えしていきます。

多嚢胞性卵巣症候群とは

女性の20〜30人に1人の割合でみられるようで、卵胞の成長が遅く、なかなか排卵しない症状です。
なかなか排卵せずに卵胞が溜まっていくため、エコーではたくさんの卵胞が見られ、ネックレスのように数珠つなぎになっていることから、ネックレスサインと呼ばれています。

私の場合

エコーで見ると完全にネックレスサインが見られました。
画面に小さな卵胞がたくさん写っていました。

生理周期も35日とか40日とかで、生理がこない月もありました。

ただ、多嚢胞性卵巣症候群の診断基準である血液検査では、問題ありませんでした。
(なので正確には多嚢胞性卵巣症候群ではないのですが、症状は多嚢胞性卵巣症候群そのもののため、医師からはそのように言われています。)

ちなみに、排卵が遅く、通常14日前後に排卵しますが例えば30日で排卵したとしても、妊娠の可能性はあるそうです。
ただ、無排卵だったり、卵胞の質が悪かったり、いつ排卵するのかわからないため、タイミングを取るのがずれたりすると妊娠確率は下がります。

薬や注射で排卵誘発

多嚢胞性卵巣症候群は排卵しづらい症状です。
つまり、排卵さえしてしまえば自然妊娠だって可能ということです!

卵胞は夜寝ているときに成長するため、軽度の多嚢胞性卵巣症候群の場合は、早く寝るなどの生活習慣改善をするだけで、排卵されるようになることもあります。
ですが、通常は医師の指示のもと薬や注射で、排卵誘発をしていきます。

私の場合

私はクロミッドという薬を2錠飲み、排卵させています。
たまにクロミッドでは卵胞が大きくならないため、追加で注射を打ちます。
注射は痛いですが、一瞬なのでなんとか我慢できています(^-^;

クロミッド以外にも色々な薬がありますし、注射もいくつか種類があります。
一つ効かなくても、他の方法があるため、そんなに気にしなくても大丈夫です。

また、健康な人でもたまに無排卵があるそうなので、もし薬などを使っても排卵しない周期があっても、次の周期に向けて頑張っていけば良いと思います。

薬や注射の他に、「早く寝る」という自分にできることをしていくのもおすすめです。

前向きに妊活しましょう

不妊治療をしている方の中に、多嚢胞性卵巣症候群の方は結構多いです。
私の妊活仲間の中にも、ちらほらいます。

多嚢胞性卵巣症候群であっても、妊活に前向きに取り組んでいる方が多く、薬や注射の助けを借りながらでも正常に排卵されるようになれば、自然妊娠だって可能です。
年齢や他の検査結果にもよりますが、多嚢胞性卵巣症候群のみの場合は、医師からの指導のもと排卵日付近でタイミングを取る、タイミング法から始まることが多いです。

ちなみに私は医師から、おそらく生まれつきの多嚢胞性卵巣症候群と言われましたが、生まれつきってことはもはや個性と捉えています!

前向きな妊活ができると良いですね(^-^)