こんにちは、ハルです。
私は通常、高温期10日目くらいに、生理の出血が少しずつ始まり、高温期14日目くらいに本格的生理が始まります。
しかも、体温は高温のまま出血が始まります。
一般的に黄体ホルモンが足りないと高温のまま生理が始まるということで、いろいろな黄体補充を試して、ついにこの前、出血のないまま高温期15日まで延びてくれました!
残念ながら16日目に生理が来てリセットしてしまいましたが、私と同じような症状の方もいるかと思いますので、今回は私の行った黄体補充について書いていきます。
HCG注射
卵胞が育ち、人工授精を行う時に、病院でHCG注射を打っています。
この注射を打ってから、1日か2日で必ず排卵するので、人工授精の際はほとんどこの注射を打ちます。
また、排卵して体温が上がってから、3日以内に再度HCG注射を打ちます。
流産予防にもなるとのことです。
(聞くところによると2回目のHCG注射は打たない方も多いみたいです。
黄体検査の数値などによって2回目は必要かどうか変わるのかもしれません。)
ただ、この注射は妊娠検査薬にも反応してしまい、この注射を打ってから数日は妊娠してなくても妊娠検査薬が陽性となるため、少し注意が必要ですね。
注射はお尻に打ちます。
お尻の注射ってあまり聞かないですし怖いですよね。
初めてのHCG注射に不安な方は、よろしければ下の記事ご覧ください。

デュファストン+HCG注射
デュファストンという薬を、毎食後1回1錠を2回目のHCG注射を打った次の日から8日間内服しました。
一般的に、デュファストンを飲み終わって数日で生理がくるようですが、これは多少でも効いているのか、まったく効いていないのか判断つかないくらいに、何も症状は変わりませんでした。
薬を飲み終わる前に出血始まっていました。
医師にも相談していましたが、なかなかこれ以外の方法を試していただけず、結局1年くらい効果のあるのかわからないデュファストンで黄体補充をしていました(-_-;)
デュファストンでしっかりと黄体補充できている方もいるみたいなので、体質の違いでしょうか?
ちなみに、黄体ホルモンの検査の結果、数値的には私は特に黄体が少ないわけれはありません。
少ないわけではないのになんで高温期が続かないの?という謎現象です。
ルトラール+HCG注射
デュファストンで効果がなかったため、デュファストンの代わりにルトラールという薬を朝夜の食後に1錠ずつ8日間内服しました。
以前子宮内膜ポリープの除去手術の前に、ポリープの影響で生理の出血が止まらなくなり出血を止めるためにルトラールを使用し、その時はよく効いたため期待していましたが、結局高温期10日目くらいで生理の出血が始まってしまいました。
デュファストンからルトラールに変更したことで、症状が改善したという方もいるので、ルトラールが弱い薬ということではないと思います。
メドロキシプロゲステロン+HCG注射
上のデュファストン、ルトラールの代わりに、メドロキシプロゲステロンという薬を内服しました。
はじめ朝夜の食後に1錠ずつ(1日2錠)飲みましたが、症状は改善しなかったため、その次の周期には、朝昼夜の毎食後に1錠ずつ1日3錠)に増やしました。
それでも出血が来てしまい、症状は変わらず・・・。
デュファストンよりは、メドロキシプロゲステロンの方が強い?のか、よく効くと医師も言っていたので、ショックでした。
医師も頭を抱えていて、「これだけ補充しているのに出血がくるの?えー・・・」みたいな感じでした。
3人の先生に相談しましたが、皆さんこんな感じの同じ反応でした。
ワンクリノン腟用ゲル+HCG注射
1本1,400円ほどの効果な薬で、こちらを10日間使用しました。
こちらは今までの内服の薬とは違い、膣に直接薬を挿入するもので、体外受精でも使用される薬です。
使い始める前は、膣から入れるなんて大変で、内服薬の方が楽だろうと思っていましたが、こちらは朝1回のみで良いため、案外ワンクリノンの方が楽かもしれません。
ただ、ものすごく高い・・・10日で14,000円・・・。
保険適用外みたいです。
本当に不妊治療って、なんでこんなにも保険適用外のものが多いんだろうと思います。
そして、ワンクリノンの結果ですが、ついにこちらの薬で生理が来ず15日間高温期が続きました!
ここまで本当に長かった!
短かった高温期を、長くすることができたため1歩妊娠に前進したと思います。
医師も、高温期が短いとたとえ着床したとしても、生理でリセットしてしまう可能性があると言っていました。
追記:体外受精の時はルティナス膣錠を1日3回使用
その後、体外受精をすることとなったのですが、体外受精の移植時はルティナス膣錠を1日3回と、メドロキシプロゲステロンを内服し、黄体補充をしました。
ちなみにルティナス膣錠は、ワンクリノンと似たような感じですが、薬を膣の中に入れるアプリケーターが少し違っています。
また、ワンクリノンはゲルだったのに対し、ルティナス膣錠は硬い錠剤で、1日3回だったこともあるのかもしれませんが、おりものはルティナスの方が圧倒的に多かったです。
ワンクリノンはポロポロと白のカスのようなものが出てきていましたが、ルティナスは水っぽいおりものがたくさん出てきました。
移植時は排卵させないようにしていたため、おそらく自分から出ている黄体ホルモンはゼロです。
ですが出血はなく、高温期は維持し続けることができたので、デュファストンやルトラール、メドロキシプロゲステロンなどで出血が始まってしまう方は、このような強い黄体補充方法もあるので検討してみても良いのかもしれません。
いろいろな黄体補充の方法があるので、高温期のまま生理が始まる方、高温期が続かない方は、一度担当の医師に相談してみると良いですね。